「優良種」とされる37品種を対象に、 5年間にわたる詳細な調査を行いました。 初年度は豊作の年にあたり、各品種とも見事な結実で、 甲乙がつけられない調査結果となり、 2年目に第一合格種として14品種を選抜。 3年目には、さらに10品種にしぼられました。
遅霜の被害にも強く、 安定した結実をみせる、 中山間地向けの品種です。
果実が円形で 緑白色しているところから 白玉梅と命名されました。
楕円形で緑黄色の果実は大きく 熟しても青いままです。
養老系の青梅用品種なので、 養青梅と命名されました。
集約(しゅうやく)管理をすれば 結実量が多くなる品種で、 耐病性もあります。
熟期の早い果実は、 大きな楕円形になり、緑色のため 青玉梅(せいぎょくうめ)と 命名されました。
樹勢はやや強く豊産性ですが、 結実は不安定で熟期が早く 生理落下の多い品種です。
糸川国太郎氏の梅園で生まれ、 改良内田(かいりょううちだ)と 命名されました。
豊産性で樹勢は中庸(ちゅうよう)。 表面に紅がかかる大きな果実は 梅干にすると果肉が厚く、 皮が薄い最上級品です。
「南部高校」と「高田梅」の名を とり、南高梅(なんこううめ)と 命名されました。
深根性で乾燥に強く、 結実性が高いため、 徒長枝(とちょうし)が あまり発生しません。
果実は小粒で、日置氏の畑が 地蔵さんのそばにあったので 地蔵梅と命名されました。
樹勢が強く豊産性に優れ、 熟期の遅い品種です。 少し紅のかかった果実は、 漬け梅に適しています。
松嵜氏の屋号をとって 薬師梅と命名されました。